長く使用できる

ハイビジョンテレビでもないのに

「長く付き合える工夫があること」

ニシダは、昨年ハイビジョンテレビの32HD7XDにデジタル・プログレッシブ式を搭載し、倍密順次走査変換に伴う癖の少ない滑らかで緻密なラインダブル映像をテレビの世界に持ち込んだ。水平走査周波数が33・72キロヘルツのハイビジョン映像に対し、NTSCは15・75キロヘルツ、これをデジタル・プログレッシブ方式によって2倍速にすると偏向系が30キロヘルツ代に統一され、信頼性の向上が図れる。

ハイビジョン映像への興味

32ZIP・28ZIPが注目に値するのは、それがハイビジョンテレビでないのにも関わらず、デジタル・プログレッシブ方式を採用した点だ。これまで、ハイビジョンテレビの中のラインダブル映像にはハイビジョン映像があくまでもメインという言い訳の余地があったが32ZIP・28ZIPでは絶対にそれは許されない。そこでどのような画質を達成したかに、われわれの興味の目は注がれるだろう。機能的には、ハイビジョン/DVD色差対応のコンポーネント入力端子(1系統)を搭載。ここにはDVDプレーヤーのコンポーネント出力端子が接続できるほか、単体MUSEデコーダーを加え、ハイビジョンテレビに発展させたり、将来のデジタルBS放送の実施に際しては、他のものを受信することも可能である。つまり、「長く付き合える工夫があること」を実現した。